100点取った男が語る、簿記2級攻略勉強法(連結会計編)

勉強

「連結会計がわからなすぎて、もう絶望……」

実は、100点満点で合格した私も最初はそうでした。

簿記2級は就職や実務で非常に有利な人気資格ですが、連結会計でつまずき、合格を諦めてしまう人が後を絶ちません。しかし、ある「攻略法」に変えたことで、私はネット試験で満点を叩き出すことができました。

この記事では、私が編み出した「挫折せずに連結会計を得点源にするステップ」を全公開します。

なぜ「連結会計」を捨てるのは損なのか?

「難しいし、毎回出るわけじゃないから捨てようかな…」と考える方も多いはず。しかし、連結会計こそ最強の得点源です。

理由は3つあります。

  1. 出題頻度が高い: ネット試験・統一試験ともに高確率で登場する。
  2. パターンが決まっている: コツを掴めば、実は決算整理問題よりも機械的に解ける。
  3. 部分点が狙いやすい: 全部できなくても、基礎の仕訳だけで点数が積み上がる。 

「難しい」を言い訳にするのは今日で終わりにして、満点合格のコツを覗いてみましょう。

私が使った参考書および問題集

 私は日商簿記2級(ネット試験)で100点を取ることができました。もちろん、連結会計も満点でした。実を言うと私も連結会計に苦手意識があって、問題文を読んでも訳が解らないことが多かったです。だけどスッキリわかる日商簿記2級 商業簿記(TAC出版)を使ったことで合格することができました。

 こちらの参考書は「連結会計」の手順を解りやすく説明しているので使いやすかったです。また、計算問題の数字も桁数が多くなくて解きやすかったです。

 その他の勘定科目や仕訳もネコのキャラを使って面白おかしく説明してくれるので楽しみながら勉強できます。勉強に対して苦手意識がある人におすすめできる参考書です。

 次に先程紹介した参考書および問題集を使った勉強法を見てみましょう。

実践!連結会計を攻略する4STEP

STEP①資本連結(開始時)の修正仕訳を完璧にする

まずは「子会社株式の取得(60%など)」の仕訳だけを、何も見ずに書けるまで繰り返します。

【重要ポイント】

いきなり2年目、3年目と進んではいけません。連結は「1年目」が間違っていると、その後の計算がすべて無駄になります。まずは土台を完璧にしましょう。

また、仕訳を書くときは略語を使って時短するのが鉄則です。

  • 利益剰余金 → りじょ
  • 非支配株主持分 → 非株
    これで下書きのスピードが劇的に上がります。
STEP②:連結2年目の「開始仕訳」をマスターする

次に、2年目に突入した際の仕訳を練習します。

前期末に行った「のれん償却」や「配当金の修正」を利益剰余金に振り替える作業です。

【初心者のためのコツ】

本来、利益剰余金には「当期首残高」という文言をつけますが、最初は無視して「利益剰余金」とだけ書いて練習しましょう。ルールに縛られすぎて混乱するより、まずはお金の流れを掴むことを優先してください。

STEP③:内部取引の相殺消去を「暗記」する

ここで一旦、複雑な計算から離れて、シンプルな「内部取引の相殺」を暗記します。

3級レベルの簡単な仕訳を覚える感覚でOKです。

  • 売上と売上原価の相殺
  • 売掛金と買掛金の相殺

特に「ダウンストリーム」と「アップストリーム」の違いに注意しながら、仕訳の形を頭に叩き込みましょう。

STEP④:過去問の「連結精算表」に挑戦する

基礎が固まったら、いよいよ過去問題集の「連結精算表作成」に挑みます。

ここで大切なのは、「完璧主義を捨てること」です。

  • ど忘れしたら即、解説を見る:
    10分悩むより、解説を読んで「あ、そうだった!」と納得する方が効率的です。
  • 「その日のうち」に再挑戦:
    答えを見た直後で構いません。別の解答用紙を用意して、もう一度自力で解き直してください。この「自力で解き切る経験」が、記憶を最も定着させます。

試験でミスしないための注意事項

攻略法がわかっても、本番のプレッシャーでミスをしてはもったいないですよね。100点満点を取るために、私が最後まで徹底していた「3つの鉄則」をお伝えします。

よくあるミス①:問われている「年度」を勘違いする

連結の問題で最も怖いのが、「今が連結1年目なのか、2年目なのか」を見失うことです。

これを防ぐために、下書き用紙に資本連結の仕訳を書く際、必ず「20××年(1年目)」「20××年(2年目)」と大きく日付(年度)をメモしておきましょう。

頭の中だけで処理しようとせず、視覚化することが満点への第一歩です。

よくあるミス②:2年目突入時の「開始仕訳」を忘れる

これこそが連結会計最大の落とし穴です。

2年目以降の問題が出た場合、前期末までに行った「のれん償却」や「子会社の配当金修正」を、当期の「利益剰余金」として引き継ぐ必要があります。

ここを忘れると、全ての数字がズレてしまいます。「2年目という文字が見えたら、まず開始仕訳から書く!」と、自分の中でルーティン化してしまいましょう。

よくあるミス③:土台の「資本連結」を曖昧にしている

急がば回れ、です。そもそも「支配開始日(1年目)」の修正仕訳を完璧にしていないと、その後の2年目、3年目の問題は絶対に正解できません。

私も最初は雑に覚えてしまい、過去問が全く解けずに挫折しかけました。

「STEP①:1年目の仕訳」を、手が勝手に動くレベルまで完璧にすること。これが結果的に、合格への最短ルートになります。

まとめ:連結会計は「最高のボーナス問題」

連結会計は一見複雑ですが、実は「数字以外は毎回同じパターン」であることが多い単元です。

コツさえ掴めば、連結はあなたにとって「最も安定して点数が取れる武器」に変わります。

  1. 基礎の仕訳を略語で叩き込む
  2. STEPに沿って、少しずつ範囲を広げる
  3. 過去問で「自力で解く」を繰り返す

まずは2回分以上の問題を、何も見ずに解けるまで繰り返してみてください。ネット試験で100点を取った私のように、あなたも必ず連結会計を攻略できるはずです!

当サイトでは工業簿記の勉強法を下記のリンクで教えています。

100点取った男が語る、簿記2級攻略勉強法(工業簿記編)